raspberryPiの焼き方

念願のraspberryPiを手に入れたぞ!!!というわけで、同僚がまとめて買っていたのを一つ譲ってもらいました。raspberryPiは名刺サイズの基盤むき出しのコンピュータ。その割にはLANのポートがついてたりHDMI出力やコンポジット出力までついているみょうに高性能な奴です。25.92ポンド。日本円で3,200円くらいです。今注文すると12月中旬お届けらしいです。

準備するもの

買った時におまけにケーブルなどがついてくるわけでもないので起動するためには色々と準備が必要です。

  • SDカード
    • raspberryPiはSDHC対応しているのでSDHC class10 16Gくらいのもの買えばいいでしょう。
    • ヨドバシで3,000円くらい。本体と同じくらいw
  • HDMIケーブル
    • せっかく対応しているので使わない手はないということで。
    • お手元のモニターが対応してなかったらHDMI-DVI変換コネクタとか使えばいい
    • ヨドバシで1,000円くらい
  • USB microBケーブル
    • これが電源供給用ケーブル
    • ヨドバシで500円くらい

基本的に必要な物はこれくらい。あとは必要に応じて購入しましょう。

  • LANケーブル
    • LANポートがついてるのでネットワークにつながる
    • 無線LAN?甘えんな。
    • ヨドバシで800円くらい
  • SDカードリーダーライター
    • セットアップ時にOSイメージを書き込むのでPCについてない場合は必要
    • ヨドバシで1,000円くらい
  • USBキーボード/マウス
  • オリーブオイル

OSイメージのダウンロード

オフィシャルサイトのダウンロードコーナーから直接落としたりtorrent使って落としたりして準備します。今回はサイトにthis is the image we recommend you useとマジオヌヌメといっているRaspbian “wheezy”を落としてきました。

ダウンロードはこちら:http://www.raspberrypi.org/downloads

SDカードへの書き込み

おとしてきたファイルを展開してイメージファイルを取り出します。そのイメージをSDカードに焼きます。macならこんな感じ。

$ sudo diskutil unmount /Volumes/NO\ NAME/ #SDカード刺すとmountされるので一度unmount
$ sudo dd if=/path/to/2012-08-16-wheezy-raspbian.img of=/dev/disk1s1 bs=10240

SDカードのunmountが出来ない場合は一度macを再起動して、alfredとか色々止めてもう一度やってみるとうまく行きます。ちなみにここで書いたコマンドでみんなうまく行ったそうですがdiskイメージからうまくbootしてくれませんでした。何かまちがってるかもしれません。
windowsの場合はWin32DiskImagerというツールを使うと良いそうです。今回は負けを認めてwindows使いました。

起動する

SDカードへの書き込みが終ったら本体にさして電源を入れます。USB microBケーブルをさしたらすぐに起動プロセスが始まりますので他のケーブルは先に繋いでおきましょう。電源スイッチなんてないのでUSBケーブルの抜き刺ししてON/OFFします。
電源が入ったらPWDと書かれたLEDが赤く点灯します。起動が始まるとその隣のOKと書かれた緑のLEDが点滅します。OKのLEDが点滅しない場合はイメージの書き込みに失敗している恐れがあります。
起動するとこんな感じの画面が出てきます。

ここでkeymapの設定とか文字コードの設定やsshdの起動のon/offを設定します。設定が終ったらstartxでGUIを起動します。

上手に焼けましたー
日本語周りは日本語フォントのインストールが必要なので写真では文字化けしてます。追いオリーブはお好みで。

まとめ

ddコマンドでうまく行かなかった原因がよく分かってない。bootセクタがうまく読み込めてないのかなという程度にしかわかってません。あとSDカードのunmountがうまく行かないという悲しみを味わった。うちではテレビにHDMIでつないで使ってます。意外と便利でおもしろい。メモリは256Mなのでハードな使い方は難しいかもしれませんがちょっとした検証なんかには使えるのではないでしょうか。