[AWS]EC2でさくっと検証環境を立ててみる

AWSが42回目の値下げと聞いてさっそくEC2で色々試す環境を作ってみました。S3とかはこれまでよくお世話になってたのですがEC2はあんまりという感じ。なので、初めてEC2つかってインスタンスを作って使う所までをまとめました。

準備しておくもの

  • awsアカウント
    • 電話認証とかあるけどすぐ作れる
  • ログインに使うkeyPair
    • なかったらssh-keygenして作れ
  • お金
    • 今回は100円くらい

keyPairの登録

インスタンスが上がる時に設定されてるデフォルトユーザーのkeyPairを登録する。使っているPCの公開鍵を登録しておけばよい。

インスタンスの作成

今回は簡単にnginxさえ上がればよいのでmicroインスタンスという一番小さいインスタンスをspot instanceで立てます。spot instanceはawsのあまったリソースを入札によって使う仕組み。

launch instanceをクリック

使いたいOSイメージを選ぶ。amiってamazon machine imageの略らしいよ。選んでNextをクリック。

インスタンスタイプを選ぶ。色んなタイプがあるので用途に合わせて選ぶと良いです。詳しいスペックはこちら

Request spot instanceにチェックを入れて最大入札額を入れる。このタイミングだと$0.0031/hだった。いつ止まってもいいので$0.01くらいで入札しておく。

storage sizeを設定。今回はそのまま。

タグをつける。リソース管理するためのタグなので必要なければいらない。詳しい解説はこちら

Security Group設定。通信を許可するポート設定。デフォルトだとSSHのみ。今回はnginx立てるのでHTTPも許可しておいた。0.0.0.0/24に設定するとどこからでも繋がる。

ここまでの内容を確認する画面。

インストールするkeypairの設定。Launchをクリックするとインスタンスが起動する。spot instanceだと入札が行われる。

spot instanceだと処理がおわるとstatusがpending-evaluationになる。これで入札されたことになって入札された条件を満たしたらインスタンスが起動する。起動したらstatusがfulfiledになる。これで初めてつかえるようになる。この画面で入札のキャンセルもできる。
インスタンスが起動したらsshで接続してみる

ssh ec2-user@上がったインスタンスのpublic ip

あとはchef流すなりすればさらにメルヘンですね。

まとめ

ね?かんたんでしょ?
今回は検証環境くむのにmicro3つを2時間くらいつかったので$0.0031*3*2=$0.0186くらいでした。ちなみに普通のインスタンスのお値段だと$0.02/h(バージニア北部)なのでかなりお安くなっております。高いインスタンスを短時間でちょっとだけ使いたい場合はspot instanceで検証するのも良いかと思います。